頂相(ちんそう)とは禅僧の伝統的肖像画。
絵絹の上に天然岩絵具、金箔等を用い、伝統的日本画技法にて制作しております。
山田無文老師(妙心寺)
梶谷宗忍老師(相国寺)
朝比奈宗源老師(円覚寺)
福富雪底老師(大徳寺)
岡田煕道老師(東福寺)
中川貫道老師(建長寺)
西方義保老師(妙心寺)
松原泰道老師(南無の会)
他、多数の名僧の頂相を制作。
(頂相は信仰の対象であり、像主を生きているものとして扱いますので公開は困難ですが、部分図をこちらでご覧頂けます)。
この一点は私の師匠像ですが、顔の描写は少し描き込み過ぎです。師匠ゆえ、つい思う存分描いてしまいました。
尚頂相のご注文、お問い合わせは臨黄ネットか、直接お電話あるいはお葉書を頂くのが確実です。作例等、資料をお送り致します。このサイトからのご注文は他のメールや迷惑メールと一緒になって見落とす事があります。
又、他宗派の御影像(浄土真宗)等も描きますので資料をご請求下さい。
尚私は午後から夜まで、日祭日を問わず「上ノアトリエニ居リマス」
(午前中はプールで泳いでいて、居りません。)
このサイトのパステル画は、京都・妙心寺の発行する月刊「花園」誌に、約10年に渡って連載されたものですが、2008年6月に終了致しました。しかし時々は新作を発表しますので、しょっちゅうご訪問下されば嬉しい限りです。
何故パステル画なのか? 油絵でも描けますが、写実的になり過ぎるのと、マチエル(絵肌)が気に入りません。懐かしい日本の風景は、やはりマット(つや消し)で、筆跡が無いフラットな画面が似合うと思います。描写も「物の説明」は最小限に留め、「位置の関係」を描く事を優先しています。「位置の関係」を描くには[遠近法]が重要ですが、[正遠近法]と共により深い空間感を演出すべく、手前を実際より小さく描く[逆遠近法]を取り入れております(難しい理論はここをクリック)。控えめな形、控えめな陰影の画面に立体感や質感を感じるのは、「あなたの体験が、それを見させている」と思います。敢えて執拗に説明しない事により、あなたの意識が補って、私が作った画面を発展させているのです。私の絵にもしノスタルジーを感じるとしたら、あなたも既に「共作者」になっているのでしょう。
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