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H17年9月号
伊根の海は人の息の様に、ゆったりとしたリズムで波を寄せ、葛を溶いたの如く「とろり」として見える。その水面(みなも)が、海に沈んだ数々の伝説をオブラートの様に包み込んで、陽の光は底まで届かない。 (パステル画)