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頂相部分図絵絹に金箔、プラチナ箔、天然岩絵具を用いて制作)

このページでは、頂相の他に涅槃図、仏画類の細部写真もUPする予定です。

1. 頂相(部分)

頂相(部分)1

2. 頂相(部分)

頂相(部分)

3. 頂相(部分)

頂相(部分)

4. 頂相(部分)

頂相(部分)

5. 頂相(部分)

頂相(部分)

頂相の筆法について

何処が一番難しいか?岩絵具を均一に塗る事も最初こそ難しいが、膠の具合と、片方を浮かす「刷毛さばき」さえ会得すれば簡単。

何より難しいのは「線」である。「鋼の様な線」は「鉛筆握り」では引けない。人差し指に中指を添え、親指とで筆を支えます。手の内に卵を包み込む感じで、あまり力は込めない。又息の長い線は全く中国式の持ち方、言葉では書きにくいので、中国要人が議定書等にサインする時の「握り方」を観察して下さい。どちらも筆はほぼ垂直に立てます。若い頃室町で図案を勉強していて、厳しく指導されました。

日本画においても基本はこの筆法と思いますが、現代の有名日本画家でも鉛筆握りで描いているし、大学の模写室も鉛筆握り。

図案家や書道家、陶器の絵付け師、篆刻家等、まず筆あるいは刀(とう)の持ち方を憶えるのは初歩の初歩であろうが、何故、日本画では教えないのであろうか?尤も「鉛筆握り」から「中国式」に慣れるには、10年はかかりますが・・・。

筆は筆に非ず、「」であるのに。

 


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